喰会vol.1(大分市都町)

ラーメン聖人

2009年02月26日 17:54

こんなに寒いのは何故だろう。

もう3月も直ぐそこに‥

路地裏の民家の庭に咲いていた梅の花も散り始めていた。

春の足音に、そっと耳をかたむけてみるけど‥

オイラには、まだ聞こえそうも無いようである。

( ^ ^ ;)

はぁ‥寒い。

さてさて、本日の訪麺先は、都町のビックパレス1Fにある中華料理店【喰会】である。



法華クラブから都町に入ると左手、コンビニの直ぐ先にあるビルの1F奥で、平日は昼間も営業している中華料理店である。



この『喰会』は、九州では珍しく「台湾ラーメン」を提供することで知られている。

( ^ ^ )

ラーメンフリークではない方は「台湾ラーメン」というからには、台湾が本場のラーメンだろうか?と思われた方も多いとおもう。

しかしながら、実際には、台湾にはこのラーメンは存在せず、あくまでも日本で生まれたものなのである。

( ^ ^ ;)

台湾では日本のラーメンのことは「日式拉麺」と呼ぶらしく、数ある台湾麺料理とは区別されている。

この「台湾ラーメン」は、愛知県名古屋市内の中華台湾料理店『味仙(みせん)』が発祥。

台湾出身の店主が台湾料理の「坦仔麺」をもとに辛く味付けし作った賄い飯が原型ということらしい。

現在では名古屋を代表するラーメンの一つで、中京圏の中華料理店の大半が「台湾ラーメン」をメニューにおいているというくらいポピュラーなものだと聞く。

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豚挽き肉・ニラ・唐辛子が入り、醤油ベースの辛いラーメンだというイメージを持っていたが、実際のところはオイラもたまだ食べたことが無く‥

( ^ ^ ;)

一時、激辛ブームというものが数年前にあったが、その時にちらほら「台湾ラーメン」を出す店が出来たようにも聞いたが、この豚骨王国の九州で、醤油スープの「台湾ラーメン」はブレイクしきれずに終わったのか、その名前だけを記憶したまま今に至るという感じだった。

( ^ ^ ;)
さてさて、本日は、中京圏の味をちょっと期待しつつ来店してみることにした。

(* ^^ *)

落ち着いた音楽が流れるやや薄暗い店内。

壁で仕切られた六人掛けのテーブルが数卓、壁に向けて造られたカウンターに6席。

奥には、座敷もあるようだ。

カウンターに腰掛け、お目当ての「台湾ラーメン」を注文しようと思ったが、単品なら\500のところ、台湾ラーメン+焼飯セットなら\780とのこと。

まぁ、ちょうど昼食時だし‥とセットを注文させていただいた。

(* ^^ *)

オイラが来店した13:30、テーブル席に二人の主婦が座っているだけだった。

「レディースランチ」を注文していたようで、次から次に小皿が運ばれて来た。

ほほう‥

(ノ゜O゜)ノ

これで、\580ならお徳なものだな‥

メニューを見ると、ライスはお替り自由らしい。

しかしながら、おばちゃん達の食べながら喋れるという特技は、凄い。

食べながら喋るというか、喋りながら食べるというか‥

一言も言葉が途切れる間もなく、食べるスピードも衰えることが無い。

Σ( ̄○ ̄;)

休むことなく出てくる話に、これまた休むことなく無くなる食べ物を見とれていると、いつの間にかオイラのセットが運ばれて来た。

( ^ ^ ;)



ニラが浮かぶ醤油ベースのスープには、モヤシ、挽き肉、鷹の爪が三片乗っている。



ん~、想像通り、お約束の「台湾ラーメン」の様相を呈している。

茶色に透き通ったスープには、適度に香味油が浮いている。
小さなレンゲでスープを一口、ズズズズズ~ッ‥

( ^ ^ )




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