元気一杯vol.1(福岡市博多区)
2007.10.03の記事である。
( ^ ^ )
良い天気の一日。
風が無くカンカン照りの陽の下では、さすがに暑い。
10月というのに、かなり気温も上がって来ているもよう。
( ̄~ ̄)ξ
暑い‥本当に暑い‥
本日は、福岡市博多区下呉服町にある【元気一杯】に来店した。
福岡のラーメンフリーク達には超有名な店である。
まず、店の看板が無い。
一見さんはお断り。
来店してラーメンを食べる時の心得がある。
決まり事を守れ無い場合は即、退場になる。
と、まぁ、かなり強気の商売である。
( ̄^ ̄)y-~~
以前、開店当時は普通に看板を出し、普通に営業されていたのだが、いったい何があったというのだろうか。
今は、看板も無く、営業中の札も無い。
普通の通行人は、まずここがラーメン屋だと気付く者はいない。
唯一、営業中を知らせる物は、入り口左側にあるエアコンの室外機の上に置かれたピンクのバケツである。
そもそも、このバケツは、店外で待つ人用の煙草の灰皿代わりなのであるが、これが置かれていれば営業中の合図ていうことになる。
そんなことは、よほどのラーメンフリークでなければ分からないわけで、掟を知らず退場になった者も大勢いる。
(―_―;)
こういう店の経営方針には、同じ商売人として、若干、異論はあるものの、まぁ異端児的な商売も続けば良いのではないだろうか。
(* ^^ *)
何も書いて無いサッシの引き戸を開けると店内である。
カウンターは5席、二人掛けのテーブルが5つ。
「いらっしゃいませ~♪」と、店主と奥さんの明るい声がする。
素早くカウンターに座り、ラーメンの固麺を注文した。
14:00過ぎの店内は、ほぼ満席状態。
店主はラーメンを作りながら、店内の状態を常に『監視』しているもよう。
( ^^ ;)
カウンターには辛子高菜と割り箸が置かれている。
注意しなければならないのは、ラーメンが来る前に、この辛子高菜に触ってはならない。
もし、先に辛子高菜を食べようものなら、必ず「スープを味わって頂けない方は、当店には向きませんので、他店に行って下さい」と退場を求められる。
(●д●;)
元気良く「いらっしゃ~い♪」と声をかけてくれた、若く明るい奥さんでも、退店客には容赦はしない。
「すいません!」と謝っても無駄である。
何度でも「先に辛子高菜を食べたら、スープの味など判らなくなりますので、それが許される店に行かれて下さい」の連呼である。
σ( ^^ ;)?
当然、壁にはメニューと心得を書いた紙が貼られ、「ラーメンはスープから味わって下さい」
「独自の調理法で作っております『スープから味わう食べ方』がお好みに合わない場合は、当店のご利用を、ご遠慮下さい」と書かれている。
まず、一口目はスープを混ぜずに飲む。
間違って箸をつけ、麺を触ってしまった場合は即退場となる。
(ρ_―)o
純粋にスープを味わった次は、スープを混ぜ気味に飲む。
そして、初めて麺を食べることが出来るのだ。
混んでいた為、五分以上は掛って出て来たラーメンには、ネギ、キクラゲ、チャーシュー1枚とシンプルである。
[店内写真撮影禁止の為、この画像は、他サイトより拝借]
オイラも掟に従い、一口目のスープをレンゲで飲む。
[店内写真撮影禁止の為、この画像は、他サイトより拝借]
《元気一杯vol.2に続く》
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