カップヌードルVol.2(日清食品)
《カップヌードルVol.1より続き》
2008年4月より、環境保護の観点から、全商品発泡ポリエチレン断熱皮膜加工の紙製カップ(通称・エコカップ)へと切り替わっているのだが、発売当時は、開発されて間もない発泡スチロールを丼代わりに使うなど、誰も発想しなかった時代に驚きである。
(ノ゜O゜)ノ
湯を注いで3分間、むらなく麺を湯でもどす為、形も工夫されたものとなっている。
フタを開けて見るだけでは解りづらいが、麺の下に空洞が出来るように入れられているのだ。
( ^ ^ )
底の空洞に熱湯を溜めることで、熱い湯が底に集まり保温性を上げ、それと同時ににカップの中で上手く対流現象を起こす。
また、輸送時の麺の破損も防いでくれているのだ。
(≧▽≦)ゞ
麺は、上側は密度が高く、下側は粗い。
冷めた湯が底に向かい、熱い湯は上へと向かう、これも全体がまんべんなく戻せるように工夫されているのである。
( ̄ー ̄)v
麺の上には、お馴染みのフリーズドライの具とスープの素となる顆粒が乗っている。
以前は、スープ顆粒はカップの底入れだったが、今は麺の上入れにと改良されている。
これは底入れだと、湯の対流ただけでは濃いスープが底にたまったままで、しかもカップが縦長で容積ギリギリのためにかき混ぜきれずに、底に溶けきらない粉末スープがほとんど残ったままになることが多いという欠点に対応したものである。
( ^ ^ )
とは言え‥
Σ( ̄○ ̄;)
お調子に乗ってカップを切断してしまった‥
( ^ ^ ;)
それでは、このカップと同型と透明容器で作ってみよう。
麺を入れると、同じように上にスープと具を乗せる。
底にはカップに入っていたと同じ空洞が出来ている。
熱湯を注いだ状態では、麺は中に浮いた状態。
底には、1cm程度の空洞がある。
1分半経ち、麺が湯を吸い、膨らんで来ると徐々に隙間が無くなって来る。
麺が湯を吸い、抵抗なく上下に膨らんでいくのが解ると思う。
3分間でちょうど底の空洞は無くなり、出来上がり。
(* ^^ *)
はやる気持ちを抑え、フタを開けるといつものいい香りが漂って来た。
プリッとしたエビにふわふわの玉子、ネギとダイスミンチという具の彩りは、実にバランス良く計算されている。
麺の戻りもパーフェクト!
上下がまんべんなく仕上がっている。
(●^o^●)
《カップヌードルVol.3に続く》
関連記事