中華料理 雅鳳Vol.1(別府市)

ラーメン聖人

2009年06月24日 18:39

午前中の空模様からは、雨が降るかと思われたが予想に反してなかなかの天気。

( ^ ^ ;)

陽の下では汗が噴き出すほどの暑さである。

まさに夏の陽気。

ひんやりとクーラーが効いた店の前を通ると実に気持ちが良い。

せっかく来た別府を堪能すべく、『ラーメン亭 一番』を出て、次に向かった先は、【中華料理 雅鳳】である。

( ^ ^ )



トキハ別府店より二本ばかり裏手の細道にある古い中華料理店だ。

てくてくと歩いて向かっていると、丁度、店主が店から岡持ちを下げて出て来ると、バイクに股がり出前に行くところが見えた。

(* ^^ *)

昼過ぎだし、ここも出前が忙しいようだと店に入ったが、店内はガラ~ンとして他の店員の姿もない。

(・_・)....?

奥の方に何度か声をかけてみたが、全くもって返答がないのだ。

Σ( ̄○ ̄;)

もしかして、ここは店主一人で出前までこなしているのだろうか!?‥

まさか無人の店内で待つわけにもいかず、一旦、店から出ると近所をぶらぶらとしながら時間潰し。

( ^ ^ ;)

10分くらいして仕切り直し。

再度、訪麺することにした。

二度目に来店した時には、店主は帰っていた。

厨房の中でごそごそとしている店主に「中華ソバ」を注文。

すると店主が開けっ放しになっている店の引き戸を閉め、クーラーを入れてくれた。

(* ^^ *)

地球と財布に優しいエコな店主である。

ここの店内は、カウンターが4席、四人掛けのテーブルが2卓と実に小じんまりとした造り。

お洒落な中華料理店といった感じではなく、場末の中華食堂的な雰囲気がオイラを妙に落ち着かせてくれる。

(* ^^ *)

それでも、メニュー表を見ると本格的な中華料理が並び、なかなかの専門店ぶりだ。

昔、人から「ここのご主人は、15歳から横浜や長崎で中華料理の修行をして別府で独立した」と聞いたことがある。

なるほど、どうやらなかなかの職人技をお持ちのようだ。
そのうちに、オイラの注文した中華ソバが運ばれて来た。



もやし、ネギ、チャーシュー2枚がのり、大量の胡椒が掛かったシンプルなやつである。

茶色く透き通ったスープからは胡麻油っぽい香り。

レンゲで一口、ズズズ~ッ‥



(●^o^●)

おほっ、胡椒が効いている。

タレに薄口醤油を使ったスープは、あっさりとしているが、旨味は十分に感じられる。



臭みはなく、まろやかなコクがあるスープの表面には、オブラート状の膜が張り、あっさり味のわりにはさっぱりとた感じはなく、どちらかというとまったりしたあとくちの独特な癖を持つ。

(^。^ ;)?

チャーシューは、回りを焼いて焦げ目をつけたタイプ。



しっかりと味が染み込みなかなか美味いチャーシューである。

(* ^^ *)

よく煮込まれているわりに歯ごたえがあり、また噛むほどに味が出るあたりは、スルメのようなチャーシューか‥

( ^ ^ ;)

麺は、中細ストレートタイプ。



シコシコした食感で歯ごたえは良い。
シンプルなスープだが細麺ゆえに絡みも良いようだ。



《中華料理 雅鳳Vol.2に続く》
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