麺蔵 さっぽろっこ 明野店Vol.1(大分市東明野)

ラーメン聖人

2009年08月26日 09:03

1958年8月25日、日清食品は世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発売した。

それに因み、1982年に日本即席食品工業協会から本日を『インスタントラーメンの日』と制定されたことは、ラーメンフリークの方ならご存知だろう。

( ^ ^ )

チキンラーメンの販売開始は、85グラム入り¥35(当時の物価参考:大卒者初任給¥13,467、国鉄初乗り¥10、入浴料¥16)、大阪・梅田の阪急百貨店うめだ本店で試食販売が行われた。

このチキンラーメンの発売により、それまでの「支那そば」「中華そば」にかわり、「ラーメン」という呼び名が全国的に広まったというから、『ラーメンの日』といっても良いくらいだろう。

( ^ ^ ;)

そんな記念すべき本日と、あまり関係があるかないかは置いといて‥

本日の訪麺先、【麺蔵・さっぽろっこ 明野店】に来店した。

( ^ ^ )



静かな音楽が流れる広い店内には、カウンター・テーブル席・座敷と計60席前後が用意されている。

雰囲気的には、ラーメン店というよりモダンなレストランに入ったような錯覚を覚える感じ。

8月も終盤ということで、行く夏を惜しみつつ夏限定メニューの「SARADA麺」を注文することにした。

( ̄ー+ ̄)v

こういうタイプの麺は意外に食べないオイラだが、本日はラーメンにとっての特別な日。

新境地を切り開く思いで発売された世界初のインスタントラーメンに敬意を表し、オイラも開拓精神で注文である。

( ̄^ ̄)y-~~

(↑そんな、たいそうな‥)

(^。^ ;)?

さてさて、運ばれて来た「SARADA麺」には、キュウリ、ネギ、人参の千切り、ササミ、小エビ、ワカメがのり、トマトとレタスで飾ってある。

(* ^^ *)



なかなか涼しげな面持ちである。
平皿にのった麺の下にはドレッシングがたまっている。



その麺の上に盛られた野菜には、フレンチドレッシングがかかったのような状態である。



野菜と麺を混ぜ気味に、ザックリと麺を啜れば、キリッと冷えた麺と野菜。



素晴らしい清涼感がある。

(●^o^●) ひぃや~

艶やかな西山製麺の縮れた太麺と野菜にほどよい酸味のドレッシングを絡ませる。

まさにサラダ感覚の麺をお洒落に楽しむにも良いが、豪快にガッツリいっても良い麺である。

(* ^^ *)

冷やし中華とも違うフレンチドレッシングという発想は、ラーメンの可能性という枠を広げる一品かも。

!(b^ー°)

野菜以外の具は、やや少なめと遠慮がち。



ちょっと恥ずかしげに~♪

しかもかなり遠慮がちに~♪

ここにエビがいる、エビがいる、確かにここにいる~♪

目立つことを嫌い~♪

ただ、ひたすら地味にイイ味かもし出す~♪

ここにエビがいる、エビがいる、確かにここにいる~♪

♪d(⌒〇⌒)b♪

(↑なんかのCMをパクりやがったな‥)

(―.― ;)

しかしながら、こういう麺もラーメン進化系の一つ。

冷しラーメンや交ぜそばなど、ニュージャンルのラーメンの一つと考えても良いようだ。

なかなか面白く、満足な一杯だった。

(●^o^●) ぴちゅん

《麺蔵 さっぽろっこ 明野店Vol.2に続く》
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