麺の誕生・歴史に想いを馳せるVol.1(コラム)

ラーメン聖人

2009年09月05日 02:20

《これは、先週の日曜日に書いた記事である。》

オイラのお気に入り番組の一つ、テレビ朝日の『日本菜発見』を見る。

( ^ ^ )

健康食があると聞いて東MAXが立ち寄たのが和歌山県にあるラーメン店。

出て来たラーメンは、和歌山名産の紀州備長炭が練り込まれている黒い麺が特徴の「幸太郎 備長炭ラーメン」

スープは、和歌山ラーメンらしく豚骨醤油味である。

備長炭は腸の中の掃除をするとのこと。

便通にも良いデトックス食材ということだ。

(ノ゜O゜)ノ

ダイエットにも良く、ここら辺が健康食の由縁らしい。

[三年坂 幸太郎HP]

真っ黒な麺は、東MAXが「ヤバイ!うまいっす!めちゃくちゃうまいっす!つるつるして滑らかな麺ですね」と感激しているわりに、決して食欲をそそる感じではなかったが、ダイエットやデトックスと聞くと興味津々のオイラだった。

( ^ ^ ;)

こういうヤツもまた面白い変わり種ラーメンである。

次に「鯛釣り」と場面が変わる。

これも興味津々、見たいなぁ‥と思う気持を抑えつつ、最近、オイラの休日恒例となっている『ラーメンのお勉強』に出発するのであった。

(* ^^ *)

ラーメンのお勉強などといえばかなり大袈裟な感じだが、その実、たいしたことはしていないオイラ。

( ^ ^ ;)

ラーメンといえば麺料理に属すわけだが、その麺の起源が知りたく本日は、大分県立図書館に来たわけである。

(* ^^ *)

便利なもので、館内には本を探す為に検索用のパソコンが数台ほど準備されている。

「麺」「起源」「ラーメン」などの単語で検索すればどのコーナーに目的の本が置かれているかが表示される。

ただ、何故だかオイラが求めようとする本の中には一般の書棚にはなく、別の書庫にしまわれている場合が多い。

(^。^ ;)?

カウンターでお願いすると係の女性がわざわざ書庫から探して来てくれるのだ。

(≧∀≦)ゞ

ただ持ち出し禁止の蔵書ということで、念のためかオイラの図書館カードは本を返すまでの間、職員の方に預かられる。

( ^ ^ ;)

それほどたいそうな本を閲覧したいと言ってるつもりはないのだが、図書館側としては貴重な蔵書なのだろう。

数冊の本を抱え、座敷になって座布団が敷かれたコーナーに上がり机に本は広げる。



[金太郎ラーメン 仲町店(佐伯市)]

ペラペラとめくりつつ、大学ノートに書き写す時間。

最近のオイラにとっては、無の境地で没頭できるかけがえのない安らげる時間なのである。

(↑そんな、大袈裟な‥)

( ^ ^ ;)

さてさて、今回はラーメンの誕生のおおもととなる「麺」の歴史をかいつまんでクローズアップしてみよう。

その起源は、遥か昔、『メソポタミア文明』にまでさかのぼる。

子供の頃、学校で教わったと思うが、あの四大文明の一つである。

紀元前5000年頃、チグリス、ユーフラテスという川の間に生まれ栄えた文明。

現在のイラク辺りになるのだろう。

メソポタミアとは「二つの川の間の地」という意味があるそうだ。

1万年前より大麦や小麦の栽培が盛んになったということらしい。

当時は、収穫の早く、粘り気のない大麦が重宝されていたようだ。

ちなみに大麦の「大」は、のちに中国より伝わった「重要な」という意味である。

小麦とはそれに対して出来た名前だ。

( ̄ー ̄)v



[玉八(別府市)]

紀元前403年~221年、メソポタミアではそれまでにあった「擦り臼」に代わり「回転式の石臼」が登場する。

《麺の誕生・歴史に想いを馳せるVol.2に続く》
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