麺の誕生・歴史に想いを馳せるVol.4(コラム)
《麺の誕生・歴史に想いを馳せるVol.3より続き》
その違いは水の成分だと気付いた人々!
Σ(゜∇゜)!
やがてその鹹湖(塩水湖)の水より「鹹(かん)」を析出し商品にするようになったのだ。
科学的には炭酸カリウムを主成分とする鹹である。
鹹自体は固形物だが、使用する場合は水に溶いた為、「鹹水」と呼ばれた。
ウドンやソーメン、キシメンの麺とは決定的に違う鹹水を使った麺。
[丸昴ラーメン(大分市皆春)]
この鹹水と麺の出会いが「中華麺」の誕生ということになったのである。
(* ^^ *)
さぁ~て、この中華麺がやがて日本に渡り国民食ラーメンの夜明けとなるわけだが、それにはいくつかの経緯(いきさつ)がある。
次回は、これに焦点をあてて書いてみようと思う。
( ^ ^ )
それにしても、いろいろな書物を読み、参考にして書かせていただいているわけだが、読めば読むほど謎が深まるラーメンとは‥
( ^ ^ ;)
[日の出ラーメン(別府市)]
あらためて奥の深さを思い知らされ、その歴史に想いを馳せる最近のオイラだった。
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