どんぐりと木の子の炊き込みご飯Vol.2(高尾山自然公園)

ラーメン聖人

2009年09月25日 14:22

《どんぐりと木の子の炊き込みご飯Vol.1より続き》





最後に一番大きく真ん丸な、鳥の巣にくるまれているような形をしているのが「クヌギ」である。




(* ^^ *)

拾ったどんぐりは、まず水に入れ、浮くものを取り除く。

沈まないものは古いものや虫食いがあったりするのである。

( ^ ^ ;)

次に表皮を取り除くわけだが、固くて大変な場合はトンカチなどで叩くと良いだろう。

沸騰した湯に入れ、五分程度茹でた後、水で30分くらいさらすのだ。

渋味が強くアクが抜けないものは、茹でてさらすを数回繰り返すと良い。





今回は、3回繰り返して渋味を抜き、このどんぐりを使った「どんぐりご飯」を作ってみよう。

(* ^^ *)v

鰹出汁にみりんや薄口醤油などで味を付け、シメジと豚肉を入れて炊き込みご飯である。





釜飯用の釜に入れ、沸騰してから15分程度、弱火で炊きあげ出来上がりである。





ん~、良い香り。

♪ (⌒〇⌒)ノ

友人からいただいた、佐伯の新米もふっくら焚けているようである。

木の実に木の子の炊き込みご飯。

まさに秋の恵みの味覚そのものである。




大きなどんぐりは、ホクッと栗や芋のような食感に対して小さなどんぐりは、意外に歯応えが残り、ピーナツのような食感が面白い。

(●^o^●)





気にすれば微かに苦味を感じる程度で、決して激しく食べつまるものではない。





森の恵みに感謝しつつ、ゆっくりとした秋の足音を感じたオイラである。

(* ^^ *)

本日は、炊き込みご飯にした「どんぐり」だが、アク抜きをした後、ミキサーにかけてペースト状にし、日干して再度ミキサーにかければ、「どんぐり粉」ができる。

小麦粉と混ぜて「チヂミ」にしたり、「クッキー」や「ケーキ」を作ってみるのも面白い。

(* ^^ *)

オーブンでこんがり焼いて荒挽きにし、コーヒーにしてもよいようである。

【高尾山自然公園】

場所:大分市大字横尾
電話:097(520)2101
営業:終日解放
(管理棟8:30~17:00)
定休:無し
※管理事務所は火曜
駐車場:あり(無料)
入場料:無料
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