胡月Vol.2(別府市)

ラーメン聖人

2009年10月05日 17:30

《胡月Vol.1より続き》

しかしながら、『胡月』の冷麺は太く、冷水でしめられると非常に歯ごたえが強い。

日頃から硬麺好きなオイラだが、このコシには驚かされる。

美味い自家製麺だとは思うのだが、時にあの硬さに敗北させられる時もあるのだ。

( ^ ^ ;)

店内でパーカーを脱いだオイラ。

ここは涼しいことだしねぇ‥

やっぱり、注文は「温麺」の方を並盛でお願いすることにした。

ヾ(≧∀≦*)〃

(↑アンタ、簡単にコロッと変わるのね‥)

(―_―#)

注文し、しばらくすると、ガガウィ~ンガガウィ~ンと店の厨房からまるで何か工事をしているような音が聞こえてくる。

押し出し式製麺機の丸い穴から、直接お湯にズゾゾゾゾォ~と麺を押し出して茹でる音である。

( ^ ^ )

その後、待ち時間五分程度でオイラの温麺が運ばれて来た。

もやし、ゆで卵、小ぶりなチャーシューが数枚と小ネギが浮いている。





確か冷麺にはキムチが入っていたと思うのだが、温麺には別に小皿でキムチが付いてくる。





別府冷麺には特徴的なキャベツのキムチである。

まずはスープをレンゲで一口、ズズズズズ~ッ‥





εε(`∀´) ふぉ~

あっさりとした甘めの醤油スープである。

透明感があり何で出汁を採ってあるのかは知らないが、和風的な感じの中に牛っぽい香りがある。

この香りは、牛肉チャーシューからスープに移ったものなのかどうかはわからないが、特に強いクセというものはないようだ。

透き通った見た目の色からしたら旨味はまったりと実に濃いが、これはもしかすると化調を上手く使用されているということだろうか。

( ^ ^ ;)

(↑もしも無化調ならごめんなさい)
醤油ダレの主張ははっきりしているが、嫌味がない美味いスープである。

(* ^^ *)

薄くスライスされたチャーシューは、豊後牛を使ったものらしい。





脂身はなく、適度に歯ごたえを残し味もよく染みている。

四分の一にカットされたゆで卵とともに良いアクセントになっているようだ。

(* ^^ *)

麺は、蕎麦粉をブレンドして作る自家製麺。





うどんを細くしたような真っ白い麺である。

丸くチャンポンをやや太くしたくらいなのだが、その食感は実に面白い。

冷麺で食べた場合には、ギチッとした挑戦的なコシの強さがあるが、温麺の場合は、どちらかといえばモチモチッとした柔らかな口当たり。

噛むと芯にムチュニュ~ッとした弾力があり、うどんに近い食感がある。

(↑ムチュニュ~ッって、どんな食感なんだよ‥)

( ^ ^ ;)?

さすが伊達に人気店ではないのだろう、完成された老舗のこだわりを感じさせる麺である。

別皿のキムチを入れてみると軽い酸味にピリッとした絡みが加味された。

(* ^^ *)

太目の麺は、食べやすいようにか約7~8cmくらいの長さに切れている。





スープの絡みもなかなか良く、ズボッズボッズボッと完食した。

(●^o^●) ヌポン

同じテイストを持つ麺でも冷麺と温麺では、これほどの違う顔を見せるのかと楽しませていただいた本日の訪麺だった。

メニュー

(並盛1玉・大盛1.5玉・ダブル2玉・ジャンボ3玉)

温麺 冷麺
並盛¥650
大盛¥850
ダブル¥1150
ジャンボ¥1650

その他、数種類のメニューあり

冷麺 温麺
【胡月】

場所:別府市石垣東8丁目1-26
電話:0977(25)2735
営業:11:00~18:30
定休:火曜日
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