うどんや 大黒vol.1(宇佐市)

ラーメン聖人

2010年10月23日 16:51

ふっと目が覚め‥

Σ( ̄○ ̄ ;) あ゛ー

慌ててベッドから飛び起きた本日。

時計は昼の12:00を回っている。

ヤベェー‥

と‥ここらで今日は仕事休みだと気がつくオイラ。

εε(`∀´ゞ

ホッと胸をなでおろすが、何故だか実に気分がすっきりしない。

昨夜は?‥と、記憶をたどるが断片的に‥

( ^ ^ ;)

確か、『庄八』で飲んだ後、いつもの『2 Bancho Takamasa BAR』に行き‥

(⌒~⌒)

ん~その後、皆で都町の屋台で‥

んで、たかまさが先に帰りやがって‥

いつの間にか『トラの穴』に移動していて‥

(― ― ;)

プッツンプッツンと途切れ途切れの記憶を整理しようとするが、どうも難しいようである。

( ^ ^ ;)ゞ

(↑後に判明したのだが、この頃はすでに朝6:00を回っていたそうだ)

まぁ、とりあえず訪麺に行かなきゃとあの方に「元気ですかぁー」と一言、メールを入れてみる。

すぐさま、「どこに行きたいの~?(爆)」の返信。

( ^ ^ ;)

さすが、分かっておられる。

大分IC近くで待ち合わせをし、向かった先は宇佐市である。

前回、豊後高田の『豚骨堂 いっぽ』の大将から紹介していただいたうどん屋が気になっていたのである。

場所は柳ヶ浦高校の近く。

住宅地と田んぼ?畑?といった感じの立地にこの店はある。

繁華街からは外れた目立たない場所にあるにもかかわらず、駐車場は車がいっぱい。

本日の訪麺先は、【うどんや 大黒】である。

( ^ ^ )

真新しい平屋店舗の暖簾をくぐれば、店内は意外に広々としている。

オイラ達は厨房前のカウンターに腰掛けるが、座敷やテーブル席も多数あり、ざっと40人近くは座れそうだ。


メニューを見れば、一般的なうどんメニューにぶっかけ、どんぶり物、揚げ物、セットなどがずらり。

初めての店なら先ずは普通のうどんを注文しようかと思ったが、あの方が「ごぼう天うどん」を注文するというので、オイラはセオリー外しの「サラダうどん」で!!

(≧∀≦)ゞ

まぁ、冷たい方がうどんの出来がよく分かるというもので、まんざら的はずれというわけでもないだろう。

この店は、本格讃岐が味わえる店のようで、打ち立てのうどん味わうことが出来る。

たいていは、前もって茹で置きした麺を注文が入ってから温めて提供される。

大分ではこの手の店はたいへん珍しい。

一応、手打ちうどんの作り方をご存知ない方の為に簡単に説明しておこう。

うどん作りには、先ず、水回しという工程から始まる。

小麦粉と塩水を合わせることだが、うどん作りには、ここがたいへん重要なポイントとなる。

その日の気温や湿度、天気などから塩加減や水の量を決める。

これを均等になるように、指全体を使い混ぜてゆくのは実に根気と体力を使う工程である。

次の工程は、生地を鍛えるということ。

足で踏んでは折りたたみ、また足で踏むという動作を数回繰り返しコシを出す。

ここは、手でこねてコシを作る店もある。

そして、次の工程が寝かし。

鍛えたうどん生地を寝かし、熟成させるのである。

寝かす時間は、季節ごとの気温によって異なる。

一般的なうどん屋さんで春・秋は1~2時間、夏は30分~1時間、冬は2~3時間程度が多いと思う。

ここも気を使うところで、寝かしがたりないと、うどんのコシが出ないし、また寝かし過ぎると当然、生地がいたみ始める。

特に夏は注意しなければならない。

そして、延ばしの工程に入るのである。

麺棒をつかって薄く延ばすわけだが、これは皆さんにも見当が付くように、熟練された職人の技が必要となる。

生地の全体を素早く均一に延ばしていくわけだ。

最後の工程が伸ばした生地を、たたみ、切る。

ここで、やっとうどんの麺が完成する。

今回は、ごく簡単に五つの工程に分けて書いているが、それぞれ店のこだわりで、寝かしや生地をこねる作業をさらに挟むところもある。


《うどんや 大黒vol.2に続く》
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