スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告は非表示になります。
  

Posted by スポンサー広告 at

2010年10月21日

磯焼き 庄八vol.2(大分市中央町)

《磯焼き 庄八vol.1より続き》

「生食用」と「加熱用」との違いの一つは、生産される海の衛生さにある。

「生食用牡蛎」は、有害な菌が保健所の定めた規定値以下の海域で採取されたもなのである。

しかし、それ以外の海域で採取されたものには、紫外線殺菌された海水の入る水槽の中で数日間飼育し、体内の菌を吐き出させたものも生食用で販売される。

その間、牡蛎を絶食状態にすることで無菌状態にするわけだが、その為、当然、生食用の牡蛎は身が痩せるということだ。

(¬з¬)

そういう処理をせずに採取したてを出荷するのが「加熱用牡蛎」であり、味は当然、丸々とふくよかな「加熱用牡蛎」の方が美味いというわけである。

(* ^ ^ *)

実際に「加熱用牡蛎」を生で食べた方に聞くと、実に美味かったとのこと。

( ^ ^ ;)

しかしながら、それはかなり命知らずののチャレンジャー。

この記事を読んだからといって決して真似はしないでね。

因みに、いわゆるブランド牡蠣というのは、河口などの湾や沿岸地域で植物プランクトンが豊富にもかかわらず水質が良く、保健所の水質検査もクリアした海域で採れる牡蛎。

つまりは栄養が豊富で味も生育も良く、しかも生で食べられるというところにブランド牡蠣の魅力があるわけだ。

その綺麗で美しい海を作るのは、そこに流れ込む河川が綺麗でなければならない。

しいては山、また生活環境が、もっと綺麗で美しいものならなければ海もまた美しくはなれないというわけである。

( ^ ^ ;)

美味しい牡蠣を、また美しい海を後世に残していくのも現代を生きる我々の使命というところだろう。

( ̄^ ̄)y―~~

[磯焼き 庄八(2010.06.01)]

[磯焼き 庄八(2009.11.09)]

[磯焼き 庄八(2008.09.24)]
  続きを読む


Posted by ラーメン聖人 at 09:41Comments(4)飲食店・食べ物