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2010年10月24日

うどんや 大黒vol.2(宇佐市)

《うどんや 大黒vol.1より続き》

うどんはスメのみならず、麺にまでこだわり抜いた技が要求されるのだ。

しかし、一般的に手打ちうどんと掲げる店でも、水回しや生地を鍛える工程は、機械を使う店がほとんどである。

この店のような、釜に入れるまでの間 、単純に機械類を使用しない店を「純手打ちうどん」という。

手で練り、足で踏み、手でこねて手で延ばし、手で切るといううどん屋さんは大分では極々少ないのではないだろか。

少なくともオイラの知っている範囲では五本の指で足りるようだ。

ましてや、茹で置きではなく、生麺を提供する店はもっと少ない。

決して誤解のないように書いておくが、オイラは茹で置きが悪いと言っているわけではない。

( ^ ^ ;)

当然、大分の有名人気店でもされているような機械を使った手打ちうどんも良いと思うし、製麺所から仕入れるうどんも否定しているわけでは決してない。

ただ、あくまでもオイラの個人的な趣向の範疇と言おうか、純手打ちのうどんが好きなだけである。

この店では、水回しからの全ての工程を手で行う、本物の職人技が生み出すうどんがいただけるというわけだ。

厨房の前の透明なアクリル板に囲まれた麺打ち台には、朝、打ったと思われるうどんの平たい生地がたたんでラップに巻かれ、麺切り包丁の横にスタンバイされていた。

( ^ ^ )

しばらくして、あの方のごぼう天うどんが運ばれて来た。





かなり透明なスメの中に、艶かしいくらいに白いうどんが横たわっている。

是非ともスメをと言ってくれるので、レンゲで一口いただくことに‥

Σ(°□°;) くふぉ~

なんだろう、この出汁の濃さ。

およそこの透明感のあるスメからは想像もつかないほどの濃厚な出汁がくっきりと味わえる。

旨味が口の中いっぱいに広がり、香りが鼻に抜けて行くといった感じ。

たしかに、出汁の採り方に試行錯誤を繰り返したという話は聞いてはいたが、なかなかのスメである。

( ^ ^ )

こりゃ、美味い!!  続きを読む


Posted by ラーメン聖人 at 11:14Comments(0)飲食店・食べ物