2009年06月20日
海の風景と晩酌の肴
海岸の大きな岩場で横になる。
潮騒と隣り合わせにのんびりと穏やかな海を見ていると懐かしさが込み上げて来た。
( ^ ^ )

ここは、大分港の近くの海岸。
昨夜は、一滴の酒も飲まずに過ごしたせいか、一睡も出来ずに朝を迎えた本日のオイラである。
( ^ ^ ;)
所用があり出掛けたついでだが、何故か足が海に向かってしまったのだ。
潮風に包まれ、海を感じる。
陽射しはもう夏を思わせるくらいにキラキラとした光のシャワーを思う存分に振りまいていた。
吸い込まれそうに青く透き通った広い海。
凪いだ海の向こう、船と島とが見える小さな隙間を行き来する白い雲。
心地よい潮風が、やがて来る新しい夏を予感させてくれる。
(* ^^ *)
オイラは、子供の頃のある時期、こんな海の表情を見ながら過ごしたことがある。
夏休みともなれば、朝から海で友達と遊ぶ。
昼食を食べるとまた直ぐに自転車に乗って近くの海岸に遊びに行っていた。
海は、オイラ、少年達の遊びには事欠かない。
安い釣竿を下げて皆で小アジを釣っては、流木を燃やして塩焼きにする。
岩場につく蜷(ニナ)という巻き貝を採っては、ジュースの空き缶の口を缶切りでパックリと開け、海水を入れて塩ゆでにして食べる。
日本海に浮かぶ山口県の見島という島からは、西瓜を運んで来る船が萩港に着く。
船から港に西瓜をあげる時、たまに一つ二つと海に落ちてしまうことがある。
それをめがけてオイラ達ハナタレ坊主が海に飛び込むのである。
( ^ ^ ;)
語り尽くせば切りがなく、少年達のそういう海の遊びがたくさんあった。
今、思えば、当時はかなり野生的な子供だったようだが、まぁ、海がある風景の中で育った者には、似たり寄ったりの想い出があるだろう。
(* ^^ *)
それは大きくなっても変わらない。
気の合った仲間と、海に游ぎに行ったり花火をして楽しんだのも海。
初めてのデートで彼女と歩くのも海。
失恋をして見たくなるのも海。
仕事に煮詰まって、ボ~ッと一人、黄昏たくなるのも海だった。
何かしらあると、いつも海を見に来ていた。
海は、オイラの故郷そのもののようだ。
潮騒と隣り合わせにのんびりと穏やかな海を見ていると懐かしさが込み上げて来た。
( ^ ^ )

ここは、大分港の近くの海岸。
昨夜は、一滴の酒も飲まずに過ごしたせいか、一睡も出来ずに朝を迎えた本日のオイラである。
( ^ ^ ;)
所用があり出掛けたついでだが、何故か足が海に向かってしまったのだ。
潮風に包まれ、海を感じる。
陽射しはもう夏を思わせるくらいにキラキラとした光のシャワーを思う存分に振りまいていた。
吸い込まれそうに青く透き通った広い海。
凪いだ海の向こう、船と島とが見える小さな隙間を行き来する白い雲。
心地よい潮風が、やがて来る新しい夏を予感させてくれる。
(* ^^ *)
オイラは、子供の頃のある時期、こんな海の表情を見ながら過ごしたことがある。
夏休みともなれば、朝から海で友達と遊ぶ。
昼食を食べるとまた直ぐに自転車に乗って近くの海岸に遊びに行っていた。
海は、オイラ、少年達の遊びには事欠かない。
安い釣竿を下げて皆で小アジを釣っては、流木を燃やして塩焼きにする。
岩場につく蜷(ニナ)という巻き貝を採っては、ジュースの空き缶の口を缶切りでパックリと開け、海水を入れて塩ゆでにして食べる。
日本海に浮かぶ山口県の見島という島からは、西瓜を運んで来る船が萩港に着く。
船から港に西瓜をあげる時、たまに一つ二つと海に落ちてしまうことがある。
それをめがけてオイラ達ハナタレ坊主が海に飛び込むのである。
( ^ ^ ;)
語り尽くせば切りがなく、少年達のそういう海の遊びがたくさんあった。
今、思えば、当時はかなり野生的な子供だったようだが、まぁ、海がある風景の中で育った者には、似たり寄ったりの想い出があるだろう。
(* ^^ *)
それは大きくなっても変わらない。
気の合った仲間と、海に游ぎに行ったり花火をして楽しんだのも海。
初めてのデートで彼女と歩くのも海。
失恋をして見たくなるのも海。
仕事に煮詰まって、ボ~ッと一人、黄昏たくなるのも海だった。
何かしらあると、いつも海を見に来ていた。
海は、オイラの故郷そのもののようだ。
( ^ ^ )
そんなオイラも、ある事件でぷっつりと海に行かなくなってしまった。
自分から海を避けようとしていたからだ。
それでも故郷である海、無性に見たくなる時がある。
( ̄ー ̄)
ふらっと寄った本日の海。
「おかえり」
そんな声が聞こえた気がした。
青く広く、どこまでも続く海。

遠い少年の日に見つめ続けた、そんな風景がここにあった。
( ^ ^ )
さぁ~て、今夜は自宅で晩酌でも。
海からお土産に採って帰った蜷を佃煮にして、一昨夜、釣ったメバルを煮付けてみた。
d(⌒〇⌒)♪

酒の肴にはなかなか良い。
本当の名前は知らないが、オイラ達は「カラシ蜷」と呼んでいた巻き貝。

普通の蜷よりやや苦味と辛味があるのが特徴である。
塩ゆでにして、そのまま爪楊枝で身をほじくり出し、食べても美味いが、今回は佃煮にしている分、さほど癖はないが、あとから感じるピリッした独特な辛味は、実に酒に合う。
(●^o^●)
メバルの煮付けも独り身のオイラには、滅多にお目にかかれないご馳走である。
甘辛く煮付けた新鮮なメバルは骨ばなれも良い。

磯の香りいっぱいの肴に昼間見た海の風景を思い出し、酒が自然とすすむのもうなづけよう。
今夜は、ぐっすり眠れそうな気がするぞぉ。
( ^ ^ )
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Posted by ラーメン聖人 at 23:59│Comments(0)
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