2012年12月11日

朝粥と断食

そもそも不規則、不健康なライフスタイルはオイラの代名詞。

( ̄^ ̄)y―~~

人から手厳しく生活習慣の乱れを指摘されてもフッ‥と一笑にふしていたのだが、最近なにかと体調の変化を感じることが多くなった。

急に疲れやすくなったりとか急に酒に弱くなったりとか、その他、いろいろなことがほんの十年前と比べてみれば、違うことにハッと気づく。

養命酒のCMで、「東洋医学では、女性の体は7の倍数の年齢、男性の体は8の倍数の年齢で体調の変化がおとずれると言われています。」なんていっている。

これは、今から二千年前に書かれた、『黄帝内経(こうていだいけい)』という東洋医学の教科書ともいえる文献に記されているとのことだ。

まぁ、オイラの場合8の倍数ってのにはあたらないが、これは多くの経験則から成長や加齢にともなう体調の周期的な変化をまとめたものなのだろう。

8の倍数は置いといたとしても、何かしら毒素的なものが溜まっているような気がする。

(―"― ;)

デトックス‥そうだ!!

( ̄ー+ ̄)!

断食だ!

ということで、三日間の断食を決行したオイラである。

ダイエット法には、「三日間プチ断食」というのがあるらしく、一日目は食事を減らし、二日目は水以外は絶食、三日目に消化の良い物を軽くとるというやつである。

医学的にはこれを月に一度くらいのペースでやれば良いようなことが紹介されていたのをみたことがある。

しかし、オイラ的には断食はダイエットというより修行的な意味合い。

三日間、何も喰わん!!

(;ノ`Д´)ノ

ということで急に思い立ったその日からようやく四日目の朝を迎えたわけである。

本来、断食は水以外は絶食が基本。

一日目は、ミネラルウォーターと少量の塩だけで過ごしたが、二日目ともなれば、「まぁ水だから良し」としようと焼酎を飲みタバコをいただくことに。

( ^ ^ ;)

早くもこの時点での修行の解釈の甘さが実にオイラらしい。

しかし、三日目ともなれば意外なことに食欲は減退し、ぐたぁ~と無気力感が現れた。

さほど空腹感もなく、この分なら四日目以降もいけるかもなんて思いもよぎったが、この勘違いはマジ命取り。

Σ(・_・;)

今朝は、胃に優しい朝粥から軽く社会生活を復帰することにした。


朝粥と断食


昆布で採った出汁に塩をひと摘まみだけで味付け。

具には、出汁で煮込んだ大根とネギ、色合いに刻み海苔。

シンプルな粥だが実に美味い。

( ^ ^ )


朝粥と断食


薄く塩をしている為、白菜の漬物も添えてみた。
茶碗半分くらいの米だが、ごく小さめに切った大根が煮溶けて、かなりの量が出来る。
三日間の絶食で胃も小さくなっているのだろう、出来た粥の半分で丼に軽く一杯、もう満腹である。

白ご飯なら4分の1膳程度。

消化にも良く、ヘルシーだろう。

子供の頃から粥は病人が食べるものという意識があり嫌いだった。


朝粥と断食


現にオイラが体調を崩すと母親が、炊いたご飯を水で煮て、柔らかくした粥を食べさせられたものだ。

まぁ、薄い塩味だけの雑炊を柔らかくしたようなものである。

これが嫌いで大人になっても粥は、まったく口にしなかった。

しかし、ある旅行先の宿で出された朝食の朝粥から、そのイメージが一度と払拭されたのだ。

その時、粥は炊いたご飯でなく、生米から作った方が美味いと知った。

今回、オイラが作った粥は、洗った米を沸騰した出汁に入れ、優しく混ぜほぐしながら作ったものである。

絶食は、体をリセットして体質改善のスタートになるという。

免疫力や抗体力、自然治癒力も目覚めるというから今のオイラには、うってつけだろう。

しかし、胃腸や臓器などを休ませて、その機能を回復をさせたり、血液もきれいにするデトックス効果は実態として目には見えず、なかなか認識しずらいが、驚くことに味覚は鋭くなるようだ。

不思議と昆布出汁の旨味や大根の甘味、ネギの風味などを敏感に感じる。

( ^ ^ )

たまにはこんな断食をしてみてはいかがだろうか。



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Posted by ラーメン聖人 at 16:36│Comments(0)諸々事情
 
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