2009年10月02日

真夜中のスナック(たかまさBar)

昼間に降り続いた雨も夜にはやみ、心なしかしっとりとした気配を見せる雨上がりの街。


あのBarのカウンターで飲みながら気がつけば最後の客になっていた。


( ^ ^ ;)


真夜中のスナック(たかまさBar)


「久しぶりに行こうか!」

どちらからともなく出た言葉でさっそく真夜中のスナックに向かうことに。

まぁ、閉店までカウンターに座っていたオイラは、半分は確信犯的な要素があったわけだが‥

( ^ ^ ;)

馴染みの店で酒の肴にカップラーメンとカップ焼そばをチョイス。

缶ビールで乾杯をし、宴は始まった。

午前3時も過ぎた深夜の赤レンガ通り。

バス停は煌々と明かりを点け、その前にはタクシー行列。

駅前のメインストリートは、そこだけが明るいものの、静まり返る中に、時たま都町から帰る人が横を通り過ぎる。

この店の良いところは、いろんな人達と友達になれるところだろうか。

(* ^^ *)

飲んでいると、思わぬ来店者がよくあるのだ。

今夜の一人目の来店者は、タクシーのおじちゃん。


真夜中のスナック(たかまさBar)


お近づきの印に写真でも‥と、たかまさ君の半ば強制的な無茶なお願いにも快く応じてくれた。

(≧∀≦)ゞ

見知らぬ者同士でも急に距離が近づく真夜中のスナック。

ささやかな宴はとりとめのない話で実に盛り上がりをみせるのだ。


真夜中のスナック(たかまさBar)


たまに通り過ぎる人達の中にも知った顔の者が多い。



たかまさ君においては半分くらいの人が顔見知りである。

( ^ ^ ;)

まぁ、毎度のことながら、その度々に驚かされる。

今宵、二人目の来店者は、HIURA氏。

どこからかオイラ達を発見すると、駅前の広い通りを泳ぐように駆けて来た。

(`∀´ゞ

驚くほどに鋭い目付きの彼だが、人はなかなか良いヤツである。

再度、缶ビールを仕入れて乾杯のし直し。

愚にもつかない話は終わることを知らない。

それどころかその滑稽さで、宴の盛り上がりは加速されるのだ。


真夜中のスナック(たかまさBar)


男、三人の宴でも言葉が詰まって気まずい雰囲気になるようなことはないのが素晴らしい。

「おめでたい空気」というのは本当はこういうことなのかもしれないと感じてしまうのだ。

( ̄ー+ ̄)

ただ、そうはいってもこの真夜中のスナックシリーズ。

たまにはアクシデントというか、予期せぬ事態に陥ることもしばしある。

いわゆる招かざる客というヤツである。

( ^ ^ ;)

今宵、三人目の来店者は、自転車に家財道具一式をくくりつけたようなおじちゃん。

(^。^ ;)?

「おろ~っ、兄ちゃん達、楽しそうやのぉ~、俺も一緒に飲ましちょくれ~」

「いや~、俺らもう帰りますから、どっか、あ~っちの席で飲んでくださいよ」

「いや~、ちょっとだけ、ちょっとだけ」

相席を断るオイラ達の隣に飲みかけのワンカップの焼酎を持って、半ば強引に座って来た。

( ̄~ ̄)ξ

本来、来る者拒まず主義のフレンドリーなオイラ達だが、どうもこのての酔っ払いは苦手なのである。

座るがいなやマシンガンのように喋り始めたおじちゃん。

またまた話の内容が、実に週刊現代的なノリなのである。

( ^ ^ ;)

「へぇ、おいちゃん怖い人なんやねぇ。」

「お~、アレも知っちょんしコレも知っちょん。」

「んで、おいちゃん、どこに住んじょんの?」

「お~、今はなぁ、家財道具は大分駅においちょんのや。」

「?‥‥」

Σ( ̄○ ̄;)

やっぱり、そういう人だったのね‥

ものの30分もいただろうか、最後には食べかけのオイラの冷えたカップラーメンを綺麗にたいらげて、よろーよろーっと大分駅方面に消えて行った。



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Posted by ラーメン聖人 at 19:57│Comments(0)諸々事情
 
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