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2009年07月27日

ラーメン賞味法Vol.3(『ラーメンの文化経済学』より)

[ラーメン賞味法Vol.2より続き]



《トラの夢(大分市森町)》

オイラからすれば、大きなお世話だ!と思うところもあれば、食べ方の順序がオイラとは違うぞ!と思うところもある。

( ^ ^ ;)

しかしながら、映画『タンポポ』の老人の講釈など、実に面白いと思う。

十人十色のスタイルがあればこそのラーメンである。

決まりがないから、自由に進化し続ける。

決まりがないから、難しい。

たかがラーメン、されどラーメン。
そんなラーメンに今夜も魅了され続けてているオイラである。

(* ^^ *)  


Posted by ラーメン聖人 at 22:06Comments(0)ラーメンコラム・他

2009年07月27日

ラーメン賞味法Vol.2(『ラーメンの文化経済学』より)

[ラーメン賞味法Vol.1より続き]

③カウンター越しにオヤジの麺さばきや、タレ、スープの調合の仕方をじっと見つめる。

(無駄な動きをしていないか、ラーメンに愛情を持っているかを観察する。この間、間違っても水のガフ飲みなどしない。オヤジは背中でこちらを値踏みしている)

④(『タンポポ』の、ラーメン歴40年の老人(大友柳太郎)の講釈より)

「最初はまずラーメンをよく見ます。丼の全容をラーメンの湯気を吸いこみながら、しみじみ鑑賞してください。‥‥スープの表面にキラキラと浮かぶ無数の油の玉、油にぬれて光るシナチク、早くも黒々と湿り始めた海苔、浮き沈みしている輪切りのネギたち。そして何よりも、これらの具の主役でありながらひっそりと控え目にその身を沈めている三枚の焼き豚‥‥」



《丸優ラーメン高城店(大分市高城南町)》

「ではまずハシの先でですね、ラーメンの表面を慣らすというか、撫でるというか、そういう動作をしてください。ラーメンに対する愛情の表現です。つぎに、ハシの先を焼き豚の方に向けてください。この段階ではさわるだけです。‥‥ハシの先で焼き豚をいとおしむようにつつき、おもむろにつまみ上げ、丼右上方の位置に沈ませ加減に安置するのです。‥‥そして、これが大切なところですが、この時心の中で詫びるがごとくつぶやいてほしいのです。──あとでね、と」


《らーめん飛天(大分市下郡)》  続きを読む


Posted by ラーメン聖人 at 07:35Comments(0)ラーメンコラム・他