2010年01月13日
だるま堂Vol.2(北九州市小倉北区)
《だるま堂Vol.1より続き》
無言でコトッと目の前に置かれた、蓋の開いた350ccのお茶のペットボトルには、お冷やが入っている。
いわゆる、お冷やポットである。
(`∀´ゞ
日によっては500ccのペットボトルだったり、350ccのペットボトルだったりするのだが、これもこの店の名物の一つと言ってもいいだろう。
( ^ ^ ;)
ちなみに、この店のもう一つのメニュー、「天まど」とは、水で延ばした小麦を薄く焼いて、その上に焼きうどんを乗せて、真ん中に玉子を落としたものである。
薄く焼いた小麦の生地の真ん中に覗く黄色い玉子を天窓から見た月に見立てたという、実に素敵なネーミングである。
(≧∀≦)ゞ
まさか、空になったペットボトルでお冷やを出す店とは思えないネーミングのセンスである。
この名前がいつ付いたかは知らないが、そもそも焼うどんはこの店の初代店主 弁野勇次郎氏が関西で流行りのソース焼そばを作ろうと思ったのだが、戦後の物資不足の折、中華のそば玉が手に入らず、代わりに乾麺のうどんを茹でて代用したところ、大好評だったというのが始まりと言われている。
現在の店主は、坂田チヨノさん。
ぶっきらぼうで、ちょっと偏屈なお婆ちゃんだが、雑誌や情報誌などでもよく顔をみる有名人である。
( ^ ^ ;)
守り続けてきた戦後のノスタルジックな味わい。
お婆ちゃんには、これからも元気で頑張って欲しいものである。
(* ^^ *)
メニュー
焼うどん¥460
天まど¥510
ごはん¥100

【だるま堂】
場所:北九州市小倉北区魚町1-4-17鳥町食道街
電話:093(531)6401
営業:12:00~18:00
定休:木曜日
[だるま堂(北九州市小倉北区)]
無言でコトッと目の前に置かれた、蓋の開いた350ccのお茶のペットボトルには、お冷やが入っている。
いわゆる、お冷やポットである。
(`∀´ゞ
日によっては500ccのペットボトルだったり、350ccのペットボトルだったりするのだが、これもこの店の名物の一つと言ってもいいだろう。
( ^ ^ ;)
ちなみに、この店のもう一つのメニュー、「天まど」とは、水で延ばした小麦を薄く焼いて、その上に焼きうどんを乗せて、真ん中に玉子を落としたものである。
薄く焼いた小麦の生地の真ん中に覗く黄色い玉子を天窓から見た月に見立てたという、実に素敵なネーミングである。
(≧∀≦)ゞ
まさか、空になったペットボトルでお冷やを出す店とは思えないネーミングのセンスである。
この名前がいつ付いたかは知らないが、そもそも焼うどんはこの店の初代店主 弁野勇次郎氏が関西で流行りのソース焼そばを作ろうと思ったのだが、戦後の物資不足の折、中華のそば玉が手に入らず、代わりに乾麺のうどんを茹でて代用したところ、大好評だったというのが始まりと言われている。
現在の店主は、坂田チヨノさん。
ぶっきらぼうで、ちょっと偏屈なお婆ちゃんだが、雑誌や情報誌などでもよく顔をみる有名人である。
( ^ ^ ;)
守り続けてきた戦後のノスタルジックな味わい。
お婆ちゃんには、これからも元気で頑張って欲しいものである。
(* ^^ *)
メニュー
焼うどん¥460
天まど¥510
ごはん¥100

【だるま堂】
場所:北九州市小倉北区魚町1-4-17鳥町食道街
電話:093(531)6401
営業:12:00~18:00
定休:木曜日
[だるま堂(北九州市小倉北区)]
2010年01月13日
だるま堂Vol.1(北九州市小倉北区)
明日、世界的な大寒波は九州にもやって来るそうだ。
Σ( ̄ロ ̄lll)
天気予報では、雪のマークがほぼ全国に付いていた。
寒いのは極端に苦手なオイラである。
(↑アンタ、暑いのも極端に苦手なんだろ!)
灰色をした曇り空の下、冷たい風が吹いている。
まだまだ春は遠いようだ。
( ^ ^ ;)
本日の訪麺は、ちょっと趣向を変えまして‥と、小倉にやって来た。
駅を出て、賑やかな『魚町銀天街』の路地にポツリと現れる『鳥町食道街』。
ここだけ時の流れが止まっているかのような佇まいである。
この両手を伸ばせば届くくらいの細い路地街は、戦後の闇市から発達したところ。
小倉をご存知の方なら知る人ぞ知る食道街で、昭和20年から小倉の台所として食を支えて来た。
ぷら~っと歩いてみたが、現在、狭い通りの両側には27軒の食べ物屋がひしめいている。
本日、来店した店はその入り口のすぐ左、【だるま堂】である。
( ^ ^ )

どこかで聞いた名前ではないだろうか?
小倉といえば、パンチパーマと焼うどん発祥の地。
( ̄ー+ ̄)
そうそう、あの焼うどんの発祥の店なのである。
(`∀´ゞ
店内はカウンターのみで6席程度。
腰の曲がった白髪のお婆ちゃんが一人で切り盛りされている。
オイラが来店した時、先客は一名。
焼うどんとご飯を食べていた。
オイラがガラガラ~ッと店を開けた時点で麺を焼き始めていたお婆ちゃん。
小倉の焼うどんには、乾麺のうどんを使う為、前もって硬麺に茹でてあったものをザルから取り出し、ボールに入っている豚肉の脂の塊を鉄板で溶かして素早く焼いている。
オイラがカウンターに腰掛け、差し出されたお冷やを受け取った後には、もうすでにキャベツが投入されていた。
( ^ ^ ;)
アハハ‥ここのお婆ちゃん、客の注文とか聴かない人なんだよね。
確かに、この店のメニューには、「焼うどん」と、それに玉子を使用した「天まど」しかない。
カウンターの角に備えらた小さな鉄板で、一心不乱にうどんとキャベツを炒めているお婆ちゃん。
たまに、後ろから流れるラジオの放送を聞きながら、ウフッウフッ‥と微かに笑い声をあげる。 続きを読む
Σ( ̄ロ ̄lll)
天気予報では、雪のマークがほぼ全国に付いていた。
寒いのは極端に苦手なオイラである。
(↑アンタ、暑いのも極端に苦手なんだろ!)
灰色をした曇り空の下、冷たい風が吹いている。
まだまだ春は遠いようだ。
( ^ ^ ;)
本日の訪麺は、ちょっと趣向を変えまして‥と、小倉にやって来た。
駅を出て、賑やかな『魚町銀天街』の路地にポツリと現れる『鳥町食道街』。
ここだけ時の流れが止まっているかのような佇まいである。
この両手を伸ばせば届くくらいの細い路地街は、戦後の闇市から発達したところ。
小倉をご存知の方なら知る人ぞ知る食道街で、昭和20年から小倉の台所として食を支えて来た。
ぷら~っと歩いてみたが、現在、狭い通りの両側には27軒の食べ物屋がひしめいている。
本日、来店した店はその入り口のすぐ左、【だるま堂】である。
( ^ ^ )

どこかで聞いた名前ではないだろうか?
小倉といえば、パンチパーマと焼うどん発祥の地。
( ̄ー+ ̄)
そうそう、あの焼うどんの発祥の店なのである。
(`∀´ゞ
店内はカウンターのみで6席程度。
腰の曲がった白髪のお婆ちゃんが一人で切り盛りされている。
オイラが来店した時、先客は一名。
焼うどんとご飯を食べていた。
オイラがガラガラ~ッと店を開けた時点で麺を焼き始めていたお婆ちゃん。
小倉の焼うどんには、乾麺のうどんを使う為、前もって硬麺に茹でてあったものをザルから取り出し、ボールに入っている豚肉の脂の塊を鉄板で溶かして素早く焼いている。
オイラがカウンターに腰掛け、差し出されたお冷やを受け取った後には、もうすでにキャベツが投入されていた。
( ^ ^ ;)
アハハ‥ここのお婆ちゃん、客の注文とか聴かない人なんだよね。
確かに、この店のメニューには、「焼うどん」と、それに玉子を使用した「天まど」しかない。
カウンターの角に備えらた小さな鉄板で、一心不乱にうどんとキャベツを炒めているお婆ちゃん。
たまに、後ろから流れるラジオの放送を聞きながら、ウフッウフッ‥と微かに笑い声をあげる。 続きを読む